”ワインの質は95%が畑での仕事で決まる”
除草剤・化学肥料は一切不使用、手仕事にこだわり

ドメーヌ・バルメスのフランソワ・バルメスとドメーヌ・ブシェールのジュヌヴィエーヴ・ブシェールが1985年に結婚したことにより、200年以上続く2つの農家が統合されてドメーヌ・バルメス・ブシェールとなりました。
両親の代までは1/3程度を自家用に瓶詰め、残りの大部分のぶどうは原料売りにしていましたが、フランソワとジュヌヴィエーヴに代替りした事を期に、全てのブドウをテロワールの表出を意識した自家醸造と瓶詰めに切り替えたところ、品質が飛躍的に向上しました。
1995年(認証取得1998年)からビオディナミ農法に取り組んだことでさらに完成度の高いワインで知られるようになります。
しかしながら2011年にフランソワが急逝。
現在は父親と一緒に品質向上に努め、ワイン造りにおいてはブルゴーニュで醸造学を修めた息子マキシムが指揮をとり、母ジュヌヴィエーヴと姉ソフィーのサポートのもと、瑞々しい才能を開花させ更なる進化の可能性を感じさせます。
1998年よりビオディナミを実践、手仕事にこだわりテロワールを表現。
ドメーヌの哲学として「ワインの質は95%が畑での仕事で決まる、醸造所での家庭は5%に満たない」という信念を持ち、除草剤はもちろん、化学肥料は一切使用しません。
また醸造工程においても補糖や酵母添加は一切行わない徹底ぶり。ビオディナミの基本理念に加えて、テロワールやブドウ栽培において厳しいルールを持ちます。