シュミッツ キンダー
シュミッツ・キンダー
シュミッツ・キンダー
シュミッツ・キンダー
シュミッツ・キンダー
バロックの古都、ヴュルツブルクから車で15分、悠々と流れるマイン川を望む急斜面のブドウ畑のふもとに、その醸造所、シュミッツ・キンダーはあります。
  フランケン地方慣例の畑の分割相続に反対した結果、一族が共同でブドウ畑を運営し、ワインを醸し、”Schmitt's Kinder(=シュミッツ家の子)”という名の下共同で販売し始めた1910年代以来、フランケン地方でも名高い家族経営の醸造所のひとつとして数えられています。

 

とりわけその品質を高めたのは、現当主のカール・マーティン・シュミット氏。「醸造所のすべてのワインを、それがブドウの頃からどうやって育ってきたか知っているよ」との言葉通り、先祖代々受け継いだ技術と情熱をもって黙々とブドウとワインに向き合う職人気質のシュミット氏が目指すのは、香り高くフルーティーで美しい酸も備えたクラシックなタイプのフランケンワイン。

他の4人の醸造所と『トリアス』なるグループを結成し、フランケンのテロワールを体現するワインへの取り組みには余念がありません。

主要品種のシルヴァーナーやリースリングから造られるワインは、辛口・甘口とも非常に評価が高く、1996年より通算4回、連邦農林大臣賞を獲得、2002年には全体の業績や各種テーマの試飲会で高い評価を受けたことが称えられる、フランケンの醸造所にとって最も価値あるバイエルン州賞を受賞

また、4度目の開催となるシルヴァーナー・フォーラム2006では、世界各国から出品された500のシルヴァーナーの中でも高評価を収め、最優秀醸造所に選出!ドイツのワイン評価本『アイヒェルマン2007』では4つ星の高評価。

2003年より長男のマーティン・ヨハネス・シュミット氏が醸造指揮を執り、益々の活躍が期待される要注目株です。

■土壌は、その起源を2億2500万年前までさかのぼる貝殻石灰質。現在でも貝、アンモナイトなどの化石がよく発見され、昔辺り一帯が海の底であったことをうかがわせます。

うちのワインは海から生まれるようなもの。だから特に魚介類と相性が良いので、是非和食とあわせて欲しいな」とは、跡取りのマーティン・ヨハネス・シュミット氏。その言葉通り、化学肥料に頼らず、農薬も極力使用しない栽培方法で育つブドウは、地中深く根を伸ばし、その独特な土壌から存分にミネラルを吸い上げるため、ワインは非常にミネラリーで酸が美しく、きらめくような透明感が生まれます

■特に、プヒュルベンの畑の樹齢約40年というシルヴァーナーからのグローセス・ゲヴェクスは圧巻!マイン川からの日光反射を受けて完熟したブドウの収量は非常に低く、およそ30hl/ha。丁寧に手摘みで収穫された後、すぐさまセラーに運ばれ、ステンレスタンクで発酵・熟成。世に送り出されるのを静かに待ちます。

■この2005年ヴィンテージは、ソムリエ、ワイン商、ジャーナリストによって約1300のワインが評価される『ベルリーナー・ヴァインヒューラー2007』にて、「ドイツ・スイスの白ワイン部門」で、あのフランケンの大御所、ユリウス・シュピタールと同点19ポイントで見事1位を獲得!まだまだ若く、抜栓したてではプチプチと細かい泡が見られるものの、しばらく置くと黄色い柑橘系の果物、よく熟れたリンゴ、ハーブを思わせる気品溢れる香りが花開きます。トロピカルフルーツのようなふくよかな果実味、厚みのある酸、噛み締められるほど豊かなミネラルが何層にも重なった味わいに、フランケンのシルヴァーナーの真価が堪能できます。
■醸造においては、発酵では主にステンレスタンクを使用。フルーティーで透明感ある味わいを目指すため、14-18度という低温で温度管理をしながら発酵を行いますが、フレッシュ&フルーティを目指すカビネットクラスでも、低温醸造から来るキャンディーのような甘さが生まれないよう、気品とフルーティーさのバランスを見極めて醸しています。一部のキュヴェには木製の伝統的な大樽で発酵を行うことも。

また、基本的にはステンレスタンクにて熟成を行いますが、少量ながらもヴァイス・ブルグンダー、シュペート・ブルグンダーからのバリック熟成のキュヴェにも力を注ぎ、伝統を受け継ぐだけでなく、高品質のワインへの可能性を求めて新しいものへの取り組みにも積極的です。

■進歩的な側面のひとつともいえるのが、スクリューキャップの採用です。

乾燥、劣化、ブショネなど、天然コルクが持つ短所による予期せぬワインの劣化を避けるため、2004年ヴィンテージより750mlのワインはスクリューキャップで封がされています

長らくの専門機関の研究の末、シャトー・マルゴーのセカンドワインで実験的に使用され、ワイン業界では「天然コルクは保存の面でメリットなし」という意見の一致を見ているものの、その視覚的イメージからまだまだ「安物ワイン」の象徴のように扱われるスクリューキャップですが、そのような偏見も、「ワインを常に最高の状態で飲んでもらいたい」、という強い思いには勝てなかったようです。

「密封されているから、香り豊かなフルーティーさが損なわれることがないし、その上空気に触れるて起こる『酸化』熟成もない。ワイン本来の姿を見てもらえるんだから、どうして採用しないんだい?」2006年、ドイツの造り手の方々を招いて行った試飲会にて、他の醸造所の天然コルク栓のワインでブショネが見つかったとき、マーティン氏はとても誇らしげに、スクリューキャップのシュミッツ・キンダーのワインを掲げていました。

国際的にも通用する、フランケン特有のテロワールを体現した最高のワインを目指し、1999年結成されたグループ。

フランケン地方の名高い造り手である5人の生産者―シュミッツ・キンダー、ヨーゼフ・シュテアライン、フュルスト・レーヴェンシュタイン、ルドルフ・フュルスト、ヨハン・ルック―が、畑を選び、シルヴァーナー、リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・ノワールという伝統品種のみからワインを手掛け、各々のワインを5人全員で5回ブラインドテイスティングし、全員が「テロワールの味がする」と判断した辛口だけが、『トリアス』の名を冠して世に送り出されます。

『トリアス』とは約2億2500万年前の三畳紀を意味し、その地質学的特長は、下から赤色砂岩、貝殻石灰岩、コイパーの3層から地層がなるということが挙げられます。フランケン地方では地殻変動により地層が横倒しになり、それぞれが表面に露出しています。

赤色砂岩のルドルフ・フュルストフュルスト・レーヴェンシュタイン、コイパーのヨハン・ルック、そして貝殻石灰質土壌のシュミッツ・キンダーヨーゼフ・シュテアライン、透明感ある果実味の奥に土壌由来のミネラルが姿を見せる、土壌の違いがはっきりと表された彼らのワインは、『ワイナート29号』でも特集されるなど、ドイツの偉大な辛口ワインへの目覚めを感じさせます。

2000年より2年おきに開催される、シルヴァーナー種からのワインのコンクール。主催者の社団法人シルヴァーナー・フォーラムの会長を務めるのは、前VDPフランケンの会長であり、自身もフランケン地方のカステル醸造所のオーナーであるフェルディナンド・カステル伯爵。

シルヴァーナーからの素晴らしいワインの存在を世に示すため、世界各国よりワインが出品され、軽やかでフレッシュ、複雑ではない辛口の『ベーシック』、力強い、非常に高品質な辛口の『プレミア』、上品な高貴な甘口デザートワインの『ノーブル』の3つのカテゴリーでその品質が競われます。

ワインの評価はすべて、醸造家、ソムリエ、ワインジャーナリスト、そしてシルヴァーナー愛好家からなる国際的な専門の審査委員会によって比較試飲によるブラインドテイスティングによって下され、優秀な成績を収めた醸造所には、品質向上への姿勢を称え、金の剪定鋏が贈られます。
 
〜シュミッツ・キンダー醸造所 〜
オーナー:
カール・マーティン・シュミット
醸造責任者:
マーティン・ヨハネス・シュミット
畑面積:
18ヘクタール
年間生産量:
130,000本
最上畑:
ランダーザッカラー・プフュルベン、ゾネンシュトゥール、マルスベルク、トイフェルスケラー
土壌:
貝殻石灰質風化石岩
ブドウ品種:
シルヴァーナー31%、ミュラー・トゥルガウ15%、シュペート・ブルグンダー&ドミナー15%、リースリング14%、バッフース11%、ヴァイス・ブルグンダー5%、その他9%
平均収穫量:
58 hl/ha
ベストヴィンテージ:
2000、2003、2004
受賞歴:
・『シルヴァーナー・フォーラム2006』…最優秀醸造所に選定
・『ベルリーナー・ヴァインフューラー2007』
…ランダーザッカラー・プヒュルベン シルヴァーナー シュペトレーゼ トロッケン グローセス・ゲヴェクス 2005:『ドイツの白』のカテゴリーで1位
・『インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション 2006』
…ランダーザッカラー・ゾネンシュトゥール リースリング アイスヴァイン 2004:ベスト・イン・クラスに選出
 ランダーザッカラー・ゾネンシュトゥール ショイレーベ アイスヴァイン 2004:ベスト・イン・クラスに選出
・『シュテルン 2005』…ドイツ優良生産者100選に選出
・『インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション 2005』
…ランダーザッカラー・プヒュルベン リースリング グローセス・ゲヴェクス 2003:ベスト・イン・クラスに選出
・『ファインシュメッカー2005』
…ランダーザッカラー・ゾネンシュトゥール シルヴァーナー カビネット トロッケン2003:ソムリエが選ぶワイン100選に選出


 *一部『ゴーミヨ2008』より抜粋
1〜2件 (全2件)
商品画像 商品名/コメント 本体価格
(税込価格)


シュミッツ キンダー ランダーザッカッラー プヒュルベン シルヴァナー グローセス ゲヴェクス 2006
35198
ドイツ シュミッツ キンダー ランダーザッカッラー プヒュルベン シルヴァナー グローセス ゲヴェクス 2006 750ml
6,019円
(6,501円)
5,417円
(5,850円)
エレガントで、辛口仕立ての卓越したミネラル香があります。麦わらイエロー、完熟リンゴとドライフラワー、ハーブの香りも感じられ、凝縮感があり余韻の長さが満喫できます。


シュミッツ キンダー ランダーザッカッラー プヒュルベン リースリング グローセス ゲヴェクス 2005
115767
ドイツ シュミッツ キンダー ランダーザッカッラー プヒュルベン リースリング グローセス ゲヴェクス 2005 750ml
5,556円
(6,000円)
5,000円
(5,400円)
フルーティでエレガントなボディ、辛口仕立ての卓越したミネラル香があります。麦わらイエローはレモンを思わせます。アロマティックで柑橘系の表皮やハーブ香があり、美味しさが楽しめるハーモニーは、凝縮感と余韻も長さも満喫できます。
1〜2件 (全2件)